「新たな校風築こう」 来間中、下地中に統合


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下地中生徒会から屋外用の帽子を贈られる国仲翔太君(左)と古波蔵恵太君(同2人目)=4日、下地中学校

 【宮古島】3月末で閉校した来間中学校と下地中学校の統合式が4日、下地中体育館で開かれた。来間中から編入する生徒2人に対し、下地中生徒会が屋外用帽子を贈るなど歓迎。「新たな校風、歴史を築こう」と発展を誓った。

 統合式には生徒や市教育委員会関係者、地域住民ら約100人が参加。
 下地中の久高三彦校長は「お互いの良さを認め合い、両校の伝統を生かしてより良い学校にしていこう」と呼び掛けた。来間中から下地中に編入した国仲翔太君(2年)と古波蔵恵太君(同)は「野球を頑張りたい」「友達をいっぱいつくりたい」と新天地での目標を語った。
 下地中生徒会長の津嘉山大志君(3年)は強歩大会などの恒例行事や、タブレット型パソコンを使った教育など同校の特徴を説明し「皆さんはきょうから下地中の一員。分からないことがあったら気軽に声を掛けてほしい。楽しい学校生活を送ろう」と呼び掛けた。