プロ野球イースタン・リーグ公式戦の巨人―DeNA(主催・読売新聞社、日本テレビ、読売巨人軍那覇協力会、共催・那覇市、琉球新報社)が12日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われ、DeNAが12―3で巨人を下した。
巨人は先発の宮国椋丞(糸満高出)が先頭打者に本塁打を浴びるなど打ち込まれ、6回途中11失点で降板。DeNAは17安打の猛攻で大勝した。DeNAの大田阿斗里(帝京高出)は九回に登板し、被安打1、無失点に抑えた。
県出身のDeNA・嶺井博希(沖尚高―亜細亜大出)は12日付で1軍昇格したため出場なし。巨人・平良拳太郎(北山高出)も登板しなかった。
試合は13日も同球場で午後1時から行われる。
◆宮国、11失点 苦い凱旋登板/応援に「申し訳ない」
苦い凱旋(がいせん)登板だった。故郷のマウンドで11点を失った巨人の宮国は「応援してくれた人たちに申し訳ない」と唇をかみしめた。
2日の1軍DeNA戦以来の実戦。直球が最速147キロを記録するなど「調子は悪くなかった」と言う。しかし粘るDeNAの打者から三振を奪えず、ストライクを取りにいった球を痛打される場面が目立った。
五回には2四球が絡み4失点。六回にも4失点し、立て直すことができなかった。「大事な場面で打たれた。自分で自分を苦しめるピッチングをしてしまった」と悔やんだ。
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