宮古、八重山に水痘警報発令 3月中旬から続く


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 県内定点医療機関から報告される患者数が1定点当たり7人を超えると警報が発令される水痘(水ぼうそう)で、宮古地区は1月下旬から、八重山地区は3月中旬から警報発令が続いていることが、13日までに分かった。

 9日に県が発表した第14週(3月31日から4月6日まで)は、定点当たり患者数が宮古地区で7・5人、八重山地区で11・5人だった。県全体では注意報レベルの4人を下回る3人だった。
 県健康長寿課によると、警報は注意報レベルを下回らないと解除されない。宮古地区では3月中旬に、八重山地区でも同下旬に定点当たり7人を下回ったものの、注意報レベルを上回る状態が続いている。同課は予防のため手洗いやうがいの徹底を呼び掛けている。