トライアスロン、海外選手が宮古入り 本番向け強い決意


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宮古島に到着した(左から)ビクター・アロシュン、サイモン・ユン、ベンジャミン・ウィリアムズ、ライアン・クロス、リューク・セビオール、ナデル・レッジ=16日、宮古空港(花城太撮影)

 【宮古島トライアスロン取材班】20日に開催される第30回全日本トライアスロン宮古島大会(宮古島市、琉球新報社主催)に出場する外国人の招待選手ら6人が16日、宮古島に到着した。選手らはリラックスした表情を見せながらも4日後に控えた大会本番に向けて強い決意を示した。

 宮古入りしたのは男子のビクター・アロシュン(ウクライナ)、サイモン・ユン(ドイツ)、ベンジャミン・ウィリアムズ(アメリカ)、ライアン・クロス(オーストラリア)、リューク・セビオール(同)と女子のナデル・レッジ(同)。
 ウィリアムズは「とても美しい島でレースができるのが大きな魅力だ」と笑顔を見せ、「体調はいいので自分らしいレースを展開したい」と力強く語った。2008年の大会で女子7位に入ったレッジは今回が4回目の出場になる。「ストロングマンのレースはランがキーポイントになる。日本人選手はランが強いので、速く走っていいレースをしたい」と意気込みを示した。
 日本の大会に初めて出場するクロスは「家族のサポートを受けながら練習をしてきたのでベストを尽くしたい」と誓った。海外大会で実績を積んできたユンは「最初から飛ばして周りの選手をびっくりさせたい」とレース展開をイメージした。