選手登録し決意新た 宮古島トライアスロン


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大会本番に向けて登録を行い、ゼッケンなどを受け取る出場選手ら=17日、宮古島市総合体育館

 【宮古島トライアスロン取材班】第30回全日本トライアスロン宮古島大会(宮古島市、琉球新報社主催)の選手登録受け付けが17日、宮古島市総合体育館で始まった。午後1時の開始直後から選手らが体育館を訪れて、大会で使用するスイムキャップやゼッケンを受け取った。

 11回目の参加となる更谷建一さん(55)=奈良県=は「宮古の大会に出場するためにトライアスロンをやっている」と話す。大会を3日後に控えて、「今はリラックスしているけど明日から緊張するかもしれない。記録にこだわりすぎず長い時間大会を楽しみたい」と決意した。
 赤塚良和さん(50)=新潟県=は地元の仲間たちと一緒にレースに挑む。毎年、城辺中学校の生徒たちと交流を続けていて「みんなに頑張る姿を見せたい」と思いを抱く。宮古入りしたのは16日で「まだ暑さに慣れていないけど、負けずに笑ってゴールしたい」と目標を掲げた。
 室谷浩二さん(51)=滋賀県=は年代別で何度も上位入賞するなど経験は豊富だ。「自分自身との戦いに勝ったら結果はついてくる」と力を込める。宮崎県から訪れた林真一さん(48)は「宮古は何度でも来たくなる大会で、ここで会えるたくさんの仲間は人生の財産だ」と目を細めた。