桑江、島袋氏の一騎打ち 沖縄市長選


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
(左から)桑江朝千夫氏、島袋芳敬氏

 【沖縄】任期満了に伴う沖縄市長選が20日告示され、保守系の無所属新人で前自民党県議の桑江朝千夫氏(58)=自民、公明推薦、そうぞう、民主、維新支持=と、革新・中道系の無所属新人で前副市長の島袋芳敬氏(64)=社民、共産、社大、生活推薦=が立候補を届け出、一騎打ちが確定した。27日に投開票される。

 泡瀬沖合埋め立て事業の在り方や米軍普天間飛行場の返還・移設など基地問題をめぐる解決手法、経済振興、子育て施策などを争点に選挙戦が展開される。秋の県知事選の行方を占う重要な選挙となる。
 20日午前の出陣・出発式で、桑江氏は「沖縄市を再建、復活させるためにも絶対に勝つ」と訴え、島袋氏は「政府の言いなりにならず、市民主権の沖縄市をつくろう」と呼び掛けた。
 市の19日現在の選挙人名簿登録者数は10万3178人(男性4万8976人、女性5万4202人)。