沖縄市長選、支持拡大へ奔走 三日攻防に突入


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(左から)桑江朝千夫氏、島袋芳敬氏

 【沖縄】27日投開票の沖縄市長選は24日、選挙戦終盤の「三日攻防」に突入した。立候補している保守系の無所属新人で前自民党県議の桑江朝千夫氏(58)=自民、公明推薦、そうぞう、民主、維新支持=と、革新・中道系の無所属新人で前副市長の島袋芳敬氏(64)=社民、共産、社大、生活推薦=は雨の中、市内で精力的に遊説し、支持を訴えた。

 桑江氏は、市街地や住宅密集地を中心にスポット演説で支持を呼び掛けた。市胡屋では「8年間の市政で沖縄市は停滞した。閉塞(へいそく)感のある沖縄市に活力を取り戻すのが私の使命だ」と訴えた。
 島袋氏は、中心市街地でスキンシップ作戦を展開。夕方からは支援する国会議員・県議団と胡屋十字路で合同の演説会を開き「市民主権の沖縄市を皆さんと一緒につくり上げたい」と呼び掛けた。