ヘリ部品落下に公明県本が抗議 防衛局と外務省に


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 公明党県本の糸洲朝則代表は2日、沖縄防衛局と外務省沖縄事務所を訪ね、米軍嘉手納基地所属のHH60救難ヘリコプターが通風孔のカバーを落下させた事故に抗議した。

 通知が事故から6日後になったことに対して説明責任を果たすことなども求めた。
 申し入れ書では同型機が昨年もカメラの落下事故を起こしていることなどに触れ「事件・事故が後を絶たず、県民に怒りと不安が拡大している」と指摘。安全性が確保できない航空機の訓練中止を求めた。
 沖縄防衛局の松本俊彦次長は「重大事故になりかねず、大変遺憾だ。早期の情報提供、原因究明、再発防止の徹底を米側に厳しく申し入れる」と述べた。