重要5品目の関税確保求める 県選出・出身国会議員にJA、畜産団体代表者


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 【東京】JAグループ沖縄と県内畜産団体の代表者らは14日、国会内に県選出・出身の自民党所属国会議員でつくる「かけはしの会」と、野党国会議員でつくる「うりずんの会」を訪ね、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉における農産物の重要5項目の関税確保などを要請した。
 JA沖縄中央会の新崎弘光会長は「(交渉の)先行きが見通せなく、農家は不安で仕事が手につかない。TPPで一番ダメージを受けるのは、沖縄だ」と述べ、牛肉・豚肉、サトウキビなど重要5品目を除外対象とする衆参農林水産委員会の決議を順守するよう訴えた。
 一行は午後、日比谷野外音楽堂で開かれるJAグループによる全国代表者集会に参加する。