子どもが作る「弁当の日」会話も弾む 伊江村


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弁当作りに初挑戦した西小学校の5年生=1日、伊江村青少年旅行村

 【伊江】伊江村学力向上推進委員会家庭教育部会は2日、子どもが作る「弁当の日」の3回目を実施した。小学5、6年生と中学校全生徒、担任教諭は弁当時間(給食時間)に自分で作った「弁当」を食べた。

今回の取り組みは、村内の幼稚園・小学校の「春の遠足」と中学校の「新入生歓迎球技大会」の行事日程に合わせて設定された。
 5年生は、弁当作りに初挑戦。弁当を見せ合い「おいしそう」と会話を弾ませていた。また、弁当を持参した遠足には、きょうだいの分も作ったという児童も多くいた。
 中学校では1年生の2クラスが一つの輪を作り弁当を食べた。教諭と生徒がおかずの交換をするなど、「弁当の日」を通して親睦を深めていた。
 西小5年生の知念航哉君、裕哉君兄弟は、弁当作りを分担し「ちゃんとできて良かった」と話した。バランスを考え栄養弁当を作った伊江小5年生の内間藍さんは「難しかったけれど楽しかった」と満足げに話した。
(中川廣江通信員)