4月沖縄便5.5%増 航空6社、主要路線で増便


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 沖縄関係路線を就航する航空6社の4月の搭乗実績が14日までにまとまった。合計搭乗者数は前年同月比5・5%増の127万5687人となった。主要路線の那覇―羽田、那覇―伊丹の増便のほか、石垣と結ぶ本土路線が好調に推移した。

 日本航空(JAL)は0・5%増の24万6347人。那覇―羽田と那覇―成田は前年を下回ったが、那覇―伊丹を1日1往復から3往復へ増便したため、前年並みに推移した。
 全日本空輸(ANA)は3・8%増の58万6948人。那覇―羽田を増便したほか、石垣―羽田や石垣―名古屋が好調に推移した。
 日本トランスオーシャン航空(JTA)は6・6%減の23万791人。那覇―関西を減便した影響のほか、那覇―石垣と那覇―宮古は他社との競合などが響いた。
 琉球エアーコミューター(RAC)はJTAから移管された石垣―与那国のほか、那覇―久米島なども堅調に推移し、4・5%増の3万3168人。
 スカイマークは33・1%増の13万9656人。那覇と結ぶ米子、石垣、宮古の新規路線の開設で全体を押し上げた。
 スカイネットアジア航空(ソラシドエア)は那覇―神戸の新規開設で2・6倍の3万8777人となった。