重量挙げ 世界Jr.活躍誓う 屋良と知念決意


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世界ジュニアウエイトリフティング選手権大会での健闘を誓う知念光亮(左)と屋良一郎=16日、沖縄国際大学

 6月にロシア・カザン市で開かれる世界ジュニアウエイトリフティング選手権大会に出場する、沖国大の屋良一郎(南部工高出、94キロ級)と知念光亮(豊見城高出、105キロ超級)が16日、同大学で会見を開き、大会に向けた意気込みなどを語った。

 昨年に続き2度目の出場となる屋良は「8位以内を目指して自己新記録も更新する」と決意を述べた。昨年はフォームや足腰の強さに課題を残したまま大会に参加し、15位に終わった。「実力以上のものを出せなかった」と振り返り、「今年はフォームを改善して一段と強くなった」と上位入賞に自信をのぞかせた。
 初めて大会に出場する知念は「海外の選手に食らいつきたい」と力を込める。先月は日本代表の合宿に参加し「いろんなことを学べて力になった。調子も上がっている」と語る。今月末には全日本選手権にも出場する。「全日本でもいい結果を出して、一般の世界選手権の出場も目指したい」と高みを見据えた。
 沖国大ウエイトリフティング部の屋良博之監督は「世界には強い選手がまだまだいる。(大会で)横綱の胸を借りて戦って大きくなってほしい」と成長を期待した。