バレーボール女子プレミアリーグ・久光製薬のリベロで、昨夏のワールドグランプリでは日本代表として活躍した座安琴希(中部商高出)によるバレーボール教室が18日、西原南小学校で開かれた。
那覇、浦添、西原の3地区8チームの小学生100人余りが参加し、国内トップレベルの選手から練習法や基礎の大切さなどを学んだ。
座安が手本を示しながら、トスやレシーブの練習、ボールへの反応を鍛える方法などを分かりやすく説明した。「相手のいいところを盗むのも勉強」「練習はいつでも試合のつもりで、相手が目の前にいるつもりでスパイクを打って」とアドバイス。軽妙な語り口で参加者を引き込んだ。
瞬発力を競う練習メニューで1位になった上間JVの當間梨乃さん(上間小6年)は「座安選手は、はきはきしていてかっこよかった。今日教えてもらった練習を家でもやって、試合で発揮できるようにしたい」と目を輝かせた。
2年ぶりに帰省したという座安自身も刺激を受けた様子。「沖縄の思いを背負ってコートに立たないといけないと思った」と語り、沖縄の子どもたちへ「同じ舞台に立てるのを夢見て私も頑張る」とメッセージを送った。