「島ぐるみ会議」7月に結成大会開催


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 政財界や労働・市民団体の関係者らが結成の準備を進めている「沖縄建白書の実現を目指し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」の共同代表らが21日、那覇市内で会合を開き、7月27日に宜野湾市民会館で結成大会を開くことを決めた。

組織を正式に発足させ、米軍普天間飛行場の県内移設断念を求める取り組みを内外に発信する大会アピールを採択する。
 21日の会合には共同代表と事務局のメンバー十数人が参加した。保革を超えた組織にするための体制づくりや大会準備の方法などについて議論した。
 島ぐるみ会議は個人参加を基本に、県内移設断念などの目的に集う多くの市民らで組織することを目指しており、関係者が3月から準備会合を重ねている。
 事務局を担う玉城義和県議は「個人主義の新しい運動を目指し、沖縄が今なすべきことについてアピールしたい」と話した。