國仲君、W杯の舞台に エスコートキッズ選出


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<W杯の舞台に>エスコートキッズに選ばれた國仲藍夢君(左)と父・朝昭さん=宮古島市立東小学校

 【宮古島】6月に開かれるFIFAワールドカップブラジル大会で、日本代表選手と手をつなぎピッチに入場する子ども「マクドナルド・エスコートキッズ」に、宮古島市に住む國仲藍夢(あいむ)君(8)が選ばれた。全国9964人の応募の中から選ばれた、11人のうちの1人。

國仲君は「本田選手か、長友選手と手をつなぎたい」と声を弾ませた。
 エスコートキッズはマクドナルドが国内店舗に置いた応募用紙やインターネットで3月21日から4月13日の間、募集した。
 國仲君は市立東小学校の3年生で、地元サッカーチームのマティダ東FCに所属する。現地時間6月19日午後7時からの日本対ギリシャ戦で、日本代表と手をつなぎピッチに入場する。17日には世界中から集まったエスコートキッズとのサッカー交流試合も行われる予定だ。
 國仲君は「いろんな国の子どもと試合する中で、プレーを勉強したい」と意気込んだ。父・朝昭さん(34)は「ブラジルに向け宮古島を出発する6月14日は藍夢の誕生日。ことし亡くなったお母さんからの誕生日プレゼントだねと言っていた。小さいころからいろんなものを見て、広い視野を持って世界に羽ばたいてほしい」と期待した。