社会

中深域に大サンゴ群 西表、石垣で10カ所

 西表島周辺と石垣島名蔵湾の沖合で、水深約30~55メートルと比較的深い海底に大規模なサンゴ礁の群集が見つかった。25日に西原町の琉球大学で開催された第51回沖縄生物学会などの合同沖縄大会で、琉大熱帯生物圏研究センターの成瀬貫(とおる)助教が発表した。

 大規模なサンゴの群集が、西表島周辺に8カ所(船浮湾6、赤崎沖1、バラス沖1)、石垣島名蔵湾沖合に2カ所あることが分かった。特に西表島の船浮湾沖合は、長さ約540メートル、幅は少なくても150メートルと今回発見された中でも最大規模で、主にリュウモンサンゴが広がっているという。
 サンゴ礁の群集は、比較的光合成がしやすい浅い所に見られるのが一般的で、中深度のサンゴ礁は珍しく、生態系は詳しくは分かっていない。成瀬氏は「継続的な調査が必要だ」と話した。
英文へ→Large coral reefs found in the seas surrounding Iriomote, Ishigaki Islands


船浮湾沖合の水深約40メートルで発見された、サンゴの群集。直径約1.5メートルのリュウモンサンゴが広がる(成瀬貫助教提供)=竹富町西表島の船浮湾沖合

今回発見されたサンゴ群集の位置


関連するニュース







  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス