6月にも進退表明 県知事選で仲井真知事


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 仲井真弘多知事は30日午前の記者会見で、11月に想定される知事選について「議会で表明するのが普通だ。6月というのもあり得ないことではない」と述べ、自身の進退について早ければ県議会6月定例会で表明する考えを示した。

 仲井真知事は一方で「議会の中でなくてやることもある」とも述べ、進退に関し「支援者と意見交換をしているが、私が候補者になり得るのか、名乗りを上げるのか、いまの段階で全く決めていない」と話した。
 県が9月にも予定している米ワシントンでの文化交流事業については「企業誘致、県人会との意見交換を含め、ぜひ行きたい」と述べ、訪米に意欲を示した。訪米の際の基地問題に関する米政府などへの要請については「国防総省、国務省などアポ(約束)が取れれば会いたいとは思う」と話した。
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