都市対抗九州予選で開会式 士気上がる県勢


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「全力でプレーする」と選手宣誓する沖縄電力の平田太陽主将=30日、沖縄セルラースタジアム那覇会議室

 県内初開催となる社会人野球の第85回都市対抗大会九州地区予選兼第53回九州選手権大会の開会式が30日、沖縄セルラースタジアム那覇会議室で開かれた。

県内3チームを含む12チームの代表が集まり、本戦代表3枠を目指して熱戦を誓った。沖縄第1代表の沖縄電力・平田太陽主将は「社会人らしく、マナーアップを徹底し、正々堂々最後まで全力でプレーする」と選手宣誓した。
 ビッグ開発(沖縄第2代表)の下地剛監督は「調整は順調だ。ベストなプレーをして勝ちにいきたい」と意気込んだ。てるクリニック(同第3代表)の照屋樹外野手は「多くの声援を受けて、楽しみながらプレーしたい」と好試合を誓った。
 前回優勝のホンダ熊本・玉城誠監督(豊見城南高出)は「とにかくチームの力を出し切って頑張るだけだ」と気合を入れた。
 開会式で県硬式野球連盟の仲田和弘会長は「大会を持てるのは夢のようだ」とあいさつ。那覇市の城間幹子副市長は「東京ドームを目指して頑張ってほしい」と激励した。
 大会初日の31日は、午前10時~浦添市民球場でビッグ開発が西部ガス(福岡市)と対戦。午後0時半から沖縄セルラースタジアム那覇でてるクリニックが九州三菱自動車(同)と対戦する。沖縄電力は6月1日午前10時から浦添市民球場でビッグ開発と西部ガスの勝者と初戦を迎える。