行政院(内閣)は3月19日、離島建設指導委員会を開催し、2007年から10年までの離島第2期4カ年計画の総合計画経費165億元(約590億円)を承認した。このところ政府上層部が離島のカジノ設置に対し比較的柔軟な態度を見せ始めていることから、離島である小琉球ではカジノ誘致への期待が高まっている。
台湾本島から一番近い離島である小琉球は、土地のほとんどが農地と生態保護地区だが、島に雇用の機会が少ないため、若年人口の流失が激しく、小学校の生徒も600人余にまで激減している。カジノ誘致は島の経済振興につながるとして、住民の6割がカジノ誘致に賛成している。
小琉球には本島から水道の海底送水管が引かれているなど、インフラの整備は進んでおり、美しい海岸線など、リゾート地としての条件も備えている。船など交通の便も良い。
【中国時報】カジノ誘致6割賛成 小琉球
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琉球新報社
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