【中国時報】最低賃金引き上げ 月額6万3千円に


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 政府の労働委員会(厚労省)は先ごろ、最低賃金の月給を1万5840元(約5万7千円)
から1万7642元(約6万3千円)に、時給を66元(約240円)から94元(340円)に引き上げることを決めた。
 同会の李応元主任委員によると、現行の最低賃金は1997年に定められたものであり、現在の平均給与である4万4107元(約15万8千円)の35・9%と低くなっている。
 時給に関してはこれまで月給を単純に月30日、1日8時間の労働と計算し、月給を時間数で割ったものを基準としていたが、週末や国定休日も考慮すべきだとして、最低月収よりは高い上げ幅となった。