【中国時報】高校生が実弾射撃訓練 「国防教育法」受け


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 11年間実施されていなかった高校生を対象とした実弾射撃訓練が3月21日、台中県にある成功嶺キャンプで行われた。女子学生の中には、銃声の大きさに驚いて泣きだす者もいたが、男子学生は「ゲームより刺激的だ」と楽しんでいた。
 訓練に参加したのは彰化高校の生徒874人と台中第一高校の生徒。2校の生徒が65K2を使い、交互に1人5発ずつ射撃訓練をした。指導に当たった教官は「特に女子はこれが最初で最後の経験となるかもしれないので落ち着いてやるように」と指導した。
 実弾射撃訓練は1995年に省議会で予算が削られたため中止されていたが、昨年「全民国防教育法」が施行されたことを受け、再開された。台北市と高雄市はいずれも独自に予算を計上しているため、現在も続けられている。