保守系の県内市町村長らが8日に仲井真弘多知事を激励する会合を那覇市内で開催する。関係者によると、県内11市のうち、翁長雄志那覇市長と稲嶺進名護市長を除く9市長が参加予定。一部町村長も参加を予定している。
県知事選に向け、普天間飛行場の辺野古移設に反対する翁長市長の擁立が本格化する中、仲井真知事の3選出馬を含め、県政の継承を求める動きとみられる。
会合は島袋俊夫うるま市長、古謝景春南城市長、下地敏彦宮古島市長が呼び掛け人となり、有志で開催する。県町村会長を務める志喜屋文康恩納村長らも参加予定という。先月の九州市長会に出席した市長らが、翁長市長を除いて集まり、開催を申し合わせたという。
一括交付金の獲得など沖縄経済の振興に貢献した仲井真知事への感謝が目的としているが、参加する首長の一人は「仲井真知事にやる気があるのなら、保守系の各首長と一緒に頑張り、知事の思いを後押しする」と述べ、仲井真知事の3選出馬に向け、強い支援の意味が込められていることを明かした。