日本代表候補に久手堅、伊集　女子バスケ

　【東京】２０１４年度の女子バスケットボール日本代表が５日、活動を開始し、代表候補として、県勢からポイントガードの久手堅笑美（２９）＝トヨタ、北中城高出＝に加え、今回初めてガードの伊集南（２３）＝デンソー、糸満高出＝が選出された。

　久手堅は「各選手のいいところを出せるようにゲームメークをしっかりとしていきたい」、伊集は「初選出なので、全力を出し切りたい。先輩の選手に学びながら、体づくりをしたい」と意気込みを語った。
　内海知秀ヘッドコーチは今回のチームについて「世界にチャレンジできるチームにしていきたい」と述べた。会見後、初選出の伊集について「スピードが持ち味だ。若いガードが育つことを期待している」と述べ、伊集の鋭く切れ込むドライブに期待した。
　日本代表女子チームは昨年のアジア選手権で４３年ぶりに優勝。今年は９月末からトルコで開かれる世界選手権に向けて、選手を選考し、５日から第１次合宿に入っている。７月の国際親善試合を経て、夏ごろにかけて代表候補の１４人から、１２人に絞り込む。