かりゆし着用で論戦 参院本会議場 民主が異議、他党「正装」


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 【東京】参院で本会議場でのかりゆしウエア着用をめぐり議論が起こっている。石井みどり厚生労働委員長(自民)が4日にかりゆしウエアで審査報告をしたことに、民主党が6日の議員運営委員会理事会で「申し合わせ違反」とかみついた。

これに対し自民はクールビズ期間中は「女性議員に限り、かりゆしでの入場を認めてほしい」と要望した。結論は持ち越された。
 参院が4月23日に決めた服装に関する申し合わせでは、委員会を含む院内では上着やネクタイを着用しなくてもよいとしたが、議場では従来通り「上着」を着用するとしている。一方、これまでも本会議場では県選出の島尻安伊子氏(自民)らがかりゆしウエアを着用。「沖縄の正装であり、おかしい。かりゆしの上に上着を着るのも変だ」(社民・福島瑞穂氏)との声が上がっている。