陸自配備計画説明へ 防衛副大臣、11日宮古入り


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 【東京】武田良太防衛副大臣が11日、宮古島市を訪問し、陸上自衛隊の警備部隊配備計画をめぐって下地敏彦市長らと会談する。具体的な配備候補地は示さないが、配備に向けて本格的な調査に着手することなどを説明する見通しだ。

 防衛省は南西諸島の防衛力強化の一環で2018年度をめどに警備部隊を配備する考えで、石垣、宮古、奄美大島の3島を候補地に絞り込んでいる。
 地元関係者などによると、宮古への配備先については下地島を含めた数カ所が取りざたされている。
 武田氏は5月下旬に奄美大島を訪問し、奄美市、瀬戸内町の首長らと警備部隊配備について意見交換している。
 政府は昨年末に閣議決定した防衛大綱や中期防衛力整備計画で南西諸島への部隊配備を明記した。