翁長氏擁立を堅持 自民市議団「一致して確認」


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 那覇市議会の最大会派、自民党新風会(11人、金城徹会長)は10日、議員総会を開き、翁長雄志那覇市長に知事選出馬を要請した姿勢を堅持することを全会一致で確認した。

自民党県連が、翁長氏に出馬を要請した県連所属の市議団について、最も重い処分の除名も含めて検討することを決めたことを受けた対応。自民県連は16日までに、翁長氏への出馬要請を撤回する意思があるかについて返答するよう求めている。
 金城会長は取材に対し、「要請行動の姿勢は崩すことなく、一致してその趣旨を継続していくことを確認した」と説明した。
 その上で、仲井真弘多知事の辺野古埋め立て承認後も世論調査で県民の7割余りが米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対していることを挙げ、「国会議員や県議、知事は県外移設の公約を変えた根拠を明確にしていないままだ。その中でわれわれを処分しようというのは理解に苦しむ」と県連の方針に疑問を呈した。