「オナガ雄志知事を実現する同志会」設立


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「オナガ雄志知事を実現する同志会」の設立を発表する共同代表の呉屋守将金秀グループ会長(中央)と平良朝敬かりゆしグループ最高経営責任者(CEO)(右)と、顧問の沖縄ハム総合食品の長浜徳松会長=12日、県庁

 今秋の県知事選挙に向けて、金秀グループ会長の呉屋守将氏とかりゆしグループ最高経営責任者(CEO)の平良朝敬氏が12日午前、県庁で会見し、「オナガ雄志知事を実現する同志会」の設立を正式に発表した。翁長雄志那覇市長を知事選候補に推すため経済界から賛同を募る。
 

呉屋氏は「沖縄の経済団体として翁長氏をぜひ知事にし、われわれの目指す『建白書』を実現し、未来を拓く島ぐるみ会議の目標に到達していきたい」と述べた。
 平良氏は、名護市辺野古沖への新基地建設に向けた埋め立てを昨年末に承認した仲井真弘多知事の判断を「われわれに対する完全な裏切り行為。新しいリーダーを選ばなければならない」と翁長氏擁立の動機を説明した。両氏は会社ぐるみで取り組む姿勢を示した。
 呉屋、平良両氏が共同代表を務める。金秀グループ創業者の呉屋秀信氏と沖縄ハム総合食品の長浜徳松会長が顧問に就く。
 長浜氏も会見に同席し「これ以上沖縄に基地はいらない。経済問題は心配いらない」と述べた。
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