秘密法監視機関、13日衆院通過 議運委が国会法改正案可決


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 衆院議院運営委員会は12日、特定秘密保護法の運用状況をチェックする常設の「情報監視審査会」を衆参両院に新設する国会法改正案を与党と日本維新の会、みんなの党、結いの党の賛成多数により可決した。13日の衆院本会議で可決され、参院審議を経て22日までの今国会中に成立する見通しだ。民主、共産、生活の各党は反対した。

 自民、公明両党が提出した改正案では、審査会は各会派の議席数に応じて配分された議員8人で構成。非公開の秘密会で政府から秘密保護法の運用状況について報告を受け、必要に応じて特定秘密の提出を要求できる。
(共同通信)