米国高校生、県内で交流 代表5人が知事訪問


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仲井真弘多知事(前列中央)を訪れ抱負を述べた米国各高校の代表生徒と引率教師ら=12日、県庁

 外務省の国際交流事業「かけはしプロジェクト」で12日から沖縄を訪れている米国5高校からの訪問団113人のうち、代表5人が同日、県庁を訪れて仲井真弘多知事と面談した。

 代表あいさつでワシントン州TAFアカデミー高校のフェーバー・オルジさん(16)は「人々や文化など多くのことに触れている。知事や沖縄の人々に感謝している」と述べると、仲井真知事は「県民を代表して心から歓迎する。短い期間だと思うが、沖縄の文化や自然を十分に味わってほしい」と激励した。
 同事業では「日本の魅力を発信する」ことを目的に、両国の高校生各2300人が互いの国を訪問する。13日には沖縄尚学、知念、普天間、向陽、北山の5高校でそれぞれ交流する。14日から県内高校生の家庭で寝食を共にし、16日に東京へ戻る。10、11月には県内10高校から230人が米国を訪れる予定だ。