フィジカル面強化へ コラソン7年目始動


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会見で日本一への意欲を示した琉球コラソンの選手ら=12日、県庁記者会見室

 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは12日、県庁で会見を開き、2014―15シーズンに向けた体制や目標などを発表した。選手15人、練習生3人の計18人で臨む7年目のシーズン。日本一の目標を掲げ、始動した。

 コラソンの昨季のリーグ成績は、8勝7敗1分けで、2年連続の5位。上位4チームによるプレーオフ(PO)には進めなかった。けが人が続出し、終盤まで戦力が整わなかったことが響いた。今季は新たなトレーナーが全試合に帯同するなど、選手のケアに力を入れる。
 新加入は練習生のみで、引退選手を除いてメンバーは変わらない。持ち味のスピードを生かしながら、今季はフィジカル(体力、体格)面での強化に取り組む。コーチ兼任の東長濱秀作は「僕も含め、松信(亮平)や棚原(良)と大型選手がそろっている。守備隊形のパターンを変えながら戦術を組めるのではないか」と強みを説明した。加入2年目の棚原は「僕は日本一のチーム、選手になるために沖縄に帰ってきた」と力を込めた。
 リーグは10月に開幕。コラソンは同25日、岩手県で大崎電気と初戦を迎える。