内間、第6S独走V 自転車ツール・ド・シンカラ


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 自転車競技のツール・ド・シンカラ2014は12日、インドネシアで第6ステージ(111キロ)を行い、日本代表で北中城高出身の内間康平(ブリヂストンアンカー)が2時間37分48秒で走り、優勝した。

ステージ制覇は第1ステージに続き2度目。個人総合を二つ上げて29位になった。
 内間は序盤から先頭集団でレースを展開。残り30キロ地点で下り坂を利用して仕掛けると、独走で優勝を決めた。

◆難コースで躍動 残り30キロ一気/目標上回る2勝目
 勾配がきつく、テクニックを要する第6ステージ。そんな難コースで内間康平は躍動した。当初の目標「ステージ1勝」を上回る2勝目を挙げた内間は「得意のコーナリングを生かしてうまく走れた」と声を弾ませた。序盤から飛び出し、積極的にレースを引っ張った。途中で集団にのみ込まれながらも飛び出す機会をうかがっていた。残り30キロで集団の後方からスパートをかけ、一気に先頭へ。その後は誰にも影を踏ませず、ゴールテープを切った。
 レースは残り3ステージ。「最終ステージにチャンスがあると思っている。そこに向け、しっかりやっていきたい」と気を引き締めた。