マイペースで快走 ツール・ド・宮古島開幕


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号砲の合図とともに一斉にスタートを切るサイクリングの部参加者ら=14日、宮古島市平良のトゥリバー地区

 【宮古島】自転車の第7回ツール・ド・宮古島2014(宮古島市、パワースポーツ主催、琉球新報社共催)が14日、開幕した。初日は各自のペースで楽しむサイクリング部門が行われた。時折小雨が降る中、参加者らは懸命にペダルをこぎ、ゴールを目指した。

 100キロの部に132人、60キロの部に34人が出走。参加者らは競技用だけではなく折り畳み自転車を使ったり、有名キャラクターのコスプレをするなど思い思いのスタイルでコースを楽しんだ。
 同市平良から参加した平良寛行さん(65)は「見慣れた通りも自転車で走ると面白く感じる。孫も応援に来ているので頑張るよ」とはにかんだ。職場の仲間4人と初めて参加した川元悠希さん(25)=大阪府=は「雨は走り出すと気にならなかった。どこまでも続くサトウキビ畑と、時折見えるきれいな海が大きな励みになった」と汗を拭った。
 15日は60キロ、100キロの各部門で順位を競うロードレースが行われる。