プロの技 体感 元バスケ日本代表が名護の児童を指導


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折茂武彦選手(左から2人目)、桜井良太選手(右端)と試合を楽しむ小学生=11日、名護市の21世紀の森体育館

 【名護】名護市の21世紀の森体育館で毎月2回開催するバスケットボールアカデミー「D―EQUIPO YANBARU」(同事務局主催)で11、12の両日、元日本代表でNBLレバンガ北海道所属の折茂武彦選手と桜井良太選手がゲストコーチとして指導した。11日は小学生約50人が参加し、基礎練習やミニゲームを通してプロの技を体感した。

 アカデミーは、2010年の名護市を皮切りに全国8カ所で実施。メーンコーチも元日本代表の半田圭史さんが務めている。
 この日は体幹を鍛えるなど基礎練習をした。ミニゲームで小学生はプロに負けじとシュートを放っていた。
 終了後の質疑で、桜井選手は「できないことに挑戦することが大事」とアドバイス。折茂選手は「自分の感覚を知るまで、シュートをたくさん打って」と語った。
 参加した名護小5年の渡嘉敷梨乃さん(10)は「ゲームでシュートを決められた。2人みたいにうまくなりたい」と感激した。
 名護小4年の上江洲史聖君(10)は「バスケで分からないことを教えてくれた。自分もプロになりたい」と喜んだ。