兄弟都市で交流授業 北美小―庄内小がテレビ会議


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インターネットでつながる画面に向かって三線を奏でる北美小5年の児童=10日、沖縄市立北美小学校

 【沖縄】沖縄市立北美小学校は10日、同市が「兄弟都市」を結んでいる大阪府豊中市の庄内小学校と、テレビ会議システムによる社会科の交流授業を行った。5年3組の34人が参加し、インターネットのテレビ画面を通して、お互いの地域の文化や芸能など特徴を発表し合い、交流を深めた。

 今回の授業は、両市の兄弟都市締結40周年を記念した取り組み。
 北美小の児童は4グループに分かれ、沖縄の気候や観光、文化、農水産業の現状などを報告した。庄内小の生徒は異なる環境や文化に驚きながらも、真剣に聞き入っていた。授業の最後には、北美小の児童が「てぃんさぐぬ花」を三線を奏で、庄内小の児童が歌って交流を楽しんだ。
 北美小を代表して崎山鈴華さん(10)は「初めての挑戦だったけど、歌と三線の音色がとてもきれいで良かった」と笑顔で話した。