江藤光喜、OPBF王者 ボクシングフライ級


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 ボクシングのOPBF東洋太平洋フライ級王座決定戦12回戦は17日、後楽園ホールで行われ、江藤光喜(本部町出身、北部農林高-白井・具志堅スポーツ)がアーデン・ディアレ(フィリピン)に8回2分51秒でKO勝ちし、タイトルを獲得した。

WBA暫定世界フライ級王者だった江藤が昨年11月にタイで行った初防衛戦にTKOで敗れてからの復帰戦に勝利した。江藤は激しい打ち合いで7回までに2度のダウンを奪われていたが、8回に左フックが決まりダウンを奪うと、続けてこの回で3回目のダウンまで奪いKO勝ちした。

◆奇跡の逆転勝利
 サポートした双子の弟・江藤大喜の話 相手は百戦錬磨の実力者で貫禄もあり本物だった。ワンサイドのような展開だったが8回の左フックが決まったのは奇跡の一発、奇跡の逆転だった。光喜も試合後に感覚が残っていると言っていた。相当打たれたのでダメージが心配だ。