【アルゼンチン】敬老会にぎやかに 県人会婦人部


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敬老会の幕開けに行われた野村流古典音楽協会、筝曲興陽会両亜国支部員による嘉例の演奏

 在亜沖縄県人連合会婦人部主催による第59回敬老会がこのほど、連合会の会館で行われ、約350人が参加した。開会のあいさつ、屋宜宣順会長からの祝辞と関係者への謝辞が続き、元会長の新里孝徳さんが、婦人部初代部長を務めた石川美恵子さんが協力した初めての敬老会を振り返った。

当時の日系社会では社会活動が少なく、そんな環境の中で敬老会が始まったことや、あれから59回目を迎えたことに触れた。対象者らには、チョコレートとタオルが渡された。
 続いて、会食や余興に移った。ステージは野村流古典音楽協会、筝曲興陽会両亜国支部員による嘉例の演奏から始まり、婦人部による「かぎやで風」、山本美佐子舞踊研究所の子どもたちによる「円の会」の「四季口説・遊び庭」「護身の舞」、玉城流仲宗根富士子琉舞研究所の「下い口説」、宮城流和美の会内間キヨ子琉舞研究所の「瓦屋節」「仲里節」「加那よ天川」「若衆特牛節」「固み節」、玉城流大庭キク琉舞道場の「いちゆび小」「湊くり節」「花笠踊」、婦人部の「鷲の鳥」、盛小根美花グループのカラオケ、琉球サプカイ三線グループの演奏が行われた。最後は恒例のカチャーシーで締めくくられ、大いににぎわった。(大城リカルド通信員)