沖縄の魅力発信を OCVB、海外映画監督ら招待


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 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、上原良幸会長)は7月14~16日まで、東南アジア諸国連合(ASEAN)から映画監督とプロデューサー12人を沖縄へ招き、シナリオ・ハンティング(シナハン)ツアーを初めて実施する。ASEAN内での沖縄の認知度を上げ、映像を通じた沖縄の魅力発信を目指す。

 滞在期間中、南城市や今帰仁村を中心とした沖縄本島内の視察を行う予定。映画やドラマなどの映像制作に向けた撮影地の下見や、地域に伝わる話など脚本を書くための資料を収集する。
 今月9日に東京で開かれた短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2014」でグランプリ賞を初受賞したインドネシアのヨセブ・アンギ・ノエン監督のほか、シンガポールなど5カ国から若手監督らが来県する。
 OCVBによると、これまでは脚本を決めた後のロケーション・ハンティング(ロケハン)ツアーを行い、撮影地を選定していた。シナハンは撮影地だけではなく、脚本にも沖縄と関連する話を盛り込めるという。