キングス一筋7年 山城、選手人生に幕


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キングス一筋で活躍した山城吉超

 プロバスケットボールbjリーグの琉球ゴールデンキングスは30日、山城吉超(29)が現役引退すると発表した。来季のホームゲームで引退セレモニーを開く予定という。

 山城は久米島町出身で、興南高、大阪商業大を経てキングスに入団。練習生としてスタートを切り、2007年の球団創設時からキングス一筋で7年間在籍した。189センチ、105キロの大型フォワードとして3度のリーグ制覇にも貢献し、2013―14年シーズンは37試合に出場。外国人選手とマッチアップすることが多く、風貌も含めてブースター(ファン)に愛された選手だった。
 山城は球団を通じ「7年間キングスと共に成長し、強いチームの一員としてプロ人生を送ることができ光栄に思う。生まれ育った久米島へ恩返しもできた。7年間で経験したことを、新たなステージに生かしたい」とコメント。球団も「コートに立つだけで観客を盛り上げる抜群の存在感を発揮してくれた」と賛辞を送った。