琉球新報社 世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランス（５日開幕）に、新城幸也（２９）が３年連続で出場することが決まった。フランスのスポーツ紙レキップ（電子版）が２９日、所属チームのヨーロッパカーが発表したと報じた。新城は５度目の出場で、過去の大会はいずれも完走。昨年は９９位だった。
石垣市出身の新城は八重山高校卒業後に競技を始め、２０１２年にはロンドン五輪代表に選ばれた。ツール・ド・フランスには０９、１０、１２、１３年に出場。１２年は第４ステージでレースを引っ張り、敢闘賞を獲得した。１３年は、全日本選手権覇者として日の丸の「チャンピオンジャージ」を着て臨んだ。
新城は今年４月にアムステル・ゴールドレース（オランダ）に出場し、クラシックレースで日本人歴代最高の１０位。その後、ツール・ド・フランスと並ぶ世界３大ロードレース、イタリアのジロ・ディタリアにも出場し、１２７位だった。
ツール・ド・フランスは７月５日から２７日まで、２１のステージで争われる。
