仲井真氏擁立の意向 自民県連会長、石破氏に報告


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 【東京】自民党県連会長の西銘恒三郎衆院議員は4日、党本部で石破茂幹事長と会談し、11月16日投開票の県知事選の候補者について、現職の仲井真弘多氏で臨みたいとの考えを伝えた。石破氏は「勝てる候補なのか、しっかり検討してほしい」と述べ、仲井真氏の意思や県内情勢を見極めるよう求めたという。

 西銘氏は市町村長らから仲井真氏の3選出馬を望む声が強いと報告し、仲井真氏を推す考えを示した。ただ県連関係者は西銘氏の報告について「県連で統一されたものではなく、石破氏と知事選について意見交換した程度だ」と述べた。
 石破氏は県連に対し、6月中に候補者を調整するよう求めていた。安倍晋三首相は6月30日、党の河村建夫選対委員長との会談で知事選の候補者に関し「どういう方が一番良いかしっかり検討してほしい」と述べ、対応を指示している。
 仲井真知事は出馬に前向きな姿勢を示しているが、まだ態度は明らかにしていない。開会中の県議会では「多くの人々から次に向けて頑張れとの声援を頂いている。その趣旨を踏まえ、なるべく早い時期に与党の皆さんと相談の上、態度を決めたい」と述べている。
 石破氏との会談には国場幸之助、宮崎政久両衆院議員も同席した。