名護発映画、９月公開　“がじまる食堂の恋”ポスター完成

　【名護】地域活性化を目指した名護発の映画「がじまる食堂の恋」（「風と海と恋と」から改題、大谷健太郎監督）が９月２０日からシネマート新宿ほか全国一斉に公開される。公開に先立ち、正式ポスターが完成したことを受け、映画の製作主体となった有限責任事業組合「名護まち活性計画」（末吉司代表）は４日、名護市役所を訪れ第１号ポスターを贈呈した。

　７月５日を語呂合わせした「名護の日」にちなみ、同日から映画の広報やイベントを実施する。ポスターは市内１８００カ所に順次掲示する予定だ。第１号ポスターを手にした金城進市産業部長は「市民もエキストラとして参加した、まさに名護の映画だ。映画を通し、全国から多くが訪れ、名護ファンになってほしい」と期待を寄せた。
　映画は１月２４日～２月１０日まで、名護市を中心にやんばる各地で撮影された。主要キャストに波瑠さん、小柳友さん、竹富聖花さん、桜田通さんを迎え、大人の恋物語を描いている。９日午後１時半からは、名桜大学で試写会が行われる。