【中国時報】中国、立法院議長の訪問歓迎


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 立法院(国会)の王金平院長(議長)が中国訪問を計画している件について、中国の台湾担当スポークスマンは3月29日、歓迎の意向であることをほのめかすと同時に、「適切な時期に適切な肩書で訪問してほしい」と要求した。
 スポークスマンはこの中で、「ひとつの中国」という原則に同意し、台湾独立に反対する台湾の個人や各党派であれば、両岸関係の発展について意見交換をしていきたいというのは、中国の一貫した姿勢であることを強調。王院長の来訪には、肯定的である姿勢を見せた。
 王院長は、国民党の連戦名誉主席が中国で開催される国共フォーラムから帰国した後、4月末前後に中国を訪問したい意向を表明している。王院長の中国訪問については、台湾政府の大陸委員会(対中国担当省庁)も好意的に行方を見守りたいとしている。