沖縄防衛局長交代へ 井上氏が後任有力


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井上一徳氏

 【東京】小野寺五典防衛相は12日までに、武田博史沖縄防衛局長を交代する方針を固めた。後任は井上一徳防衛省大臣官房文書課長(51)が有力視されている。発令は25日付の見通し。

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設をめぐり、防衛省は7月下旬にも海底ボーリング調査に着手する考え。井上氏は過去に省内に設置されていた普天間問題に関する対策本部の事務局総合調整室長などを歴任している。
 井上氏は1962年、京都府生まれ。横浜国立大卒業後、86年に旧防衛庁に入庁。内閣官房内閣参事官や防衛省運用企画局事態対処課長などを経て2012年1月から現職。