21日にも漁解禁発表 米軍ホテル・ホテル訓練区域


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 沖縄防衛局と在日米海軍は16日、米軍ホテル・ホテル訓練区域内の水域使用制限の一部解除で現地実施協定を締結した。協定は同日発効した。早ければ21日にも、21日から8月2日の期間に入域できる日時が発表され、漁が解禁となる。

漁業者は、県漁業無線協会に連絡した上で解除水域に出入する。
 在沖米海軍は毎週月曜の訓練計画会議後、沖縄防衛局に対しその日から2週間分の立ち入り可能日時を通告する。既に7月いっぱいは演習が設定されており、防衛局の担当者は「今週は(立ち入り可能日の)通告がないため入域できない。立ち入り可能日程通告は、早くても21日」と話した。
 米軍は月ごとの軍事演習日程も前月に発表する。沖縄防衛局への通告は、演習実施月初日の「おおむね15日前まで」に実施する。8月の計画について担当者は「発表は17日以降」と説明した。日米両政府は1年以内に一部解除の拡大も含め、合意を見直す。