仲井真弘多知事は18日の記者会見で11月の知事選について、3選出馬に向けた条件が整っているかについて「かなり整ってきた。(出馬を判断するための値は)天井まできている気はする」と述べ、あらためて強い意欲を示した。
一方、自民党県連は同日午前の役員会で、26日に総務会を開き、仲井真氏擁立を正式に決定し、出馬要請することを決めた。
仲井真氏は、首長らによる知事激励会で出馬を待望する声があったことについて「情熱を持って『出なさい』と言われると、『出ましょう』と申し上げたくなった」と説明。「最終的にはまだ決めていない」としながら、「だんだん煮詰まって高まってはきている。早めに最終結論を出そうと考えている」と述べ、近く出馬を表明する考えを示した。【琉球新報電子版】