水泳・喜屋武 男子200自V 藤 女子50自で優勝 九州高校総体


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 2014年度全九州高校体育大会の水泳競技が19日、佐賀県総合運動場水泳場で開幕した。自由形男子200メートルの喜屋武陽介(那覇西)が1分56秒06で、同女子50メートルの藤愛海(首里)が26秒96でそれぞれ初優勝した。

 男女400メートルメドレーリレーには県内6チームが出場したが予選を突破できなかった。

◆喜屋武に積極性 藤は目標を達成
 那覇西3年の喜屋武陽介は「県大会で前半が遅かった」という反省を生かし、スタート直後から積極的な泳ぎで「あまり得意でない」という200メートルを制した。
 3回目の出場で九州初制覇を素直に喜ぶ半面、「このタイムではインターハイでは全然通用しない」と気を引き締める。大会2日目は得意な100メートルでの優勝を誓った。
 藤愛海(首里1年)は自己ベストの26秒62には及ばなかったが、初出場でインターハイ標準記録を超えての優勝。
 「目標を達成してよかった」と喜んだ。昨年の国体をピークにまだ本調子でないという藤は「スタートとキックを強化して、インハイではベストを出す」と意気込んだ。