オリオンモトブ26日開業 全室、オーシャンビュー


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 本部町備瀬のエキスポランド跡地に開業する「ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ」は22日、26日の開業を前に内覧会を開いた。招待された協力企業や地元関係者ら約600人が参加し、ホテルの完成を祝った。

内覧会を前に高良文雄本部町長やオリオンビールの嘉手苅義男社長らがテープカットした。
 嘉手苅社長は「地域の皆さまのおかげで開業を迎えることができた。本部町をはじめ本島北部の観光や振興に貢献できるホテルとなるよう頑張りたい」と抱負を述べた。
 ホテルは総工事費120億円で、2012年12月に着工し、ことし6月に完成。地上12階建てで、客室数238室、約900人を収容できる。温泉施設、屋内外プール、宴会場、チャペルなどを併設する。客室は全室が50平方メートル以上でオーシャンビュー。空調は、県内のホテル初となるデシカント空調を導入。省エネルギーで、空気を効率良く除湿し、快適な客室環境を整えた。
 初年度の売り上げ目標は17億円。平均客室単価は2万円以上を目指す。今村忍総支配人は「北部観光の拠点となるよう、盛り上げていきたい」と話した。

26日に開業するホテルオリオンモトブリゾート&スパ(同ホテル提供)
テープカットする嘉手苅義男社長(左から2人目)と高良文雄本部町長(同3人目)=22日、本部町のホテルオリオンモトブリゾート&スパ