全国高校放送コンテスト ラジオドラマで那覇国際が優勝


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
盾やトロフィーを手にして入賞を喜ぶ県代表の生徒ら=24日、東京都のNHKホール前

 第61回NHK杯全国高校放送コンテスト(主催・全国放送教育研究会連盟、NHK)の決勝が24日、東京都のNHKホールで開かれ、那覇国際高校映画研究部が創作ラジオドラマ部門で優勝し、全国758校の頂点に輝いた。

朗読部門では八重山高校3年の古堅真帆さんが全国6539人から優良賞(4位相当)に選ばれるなど、県勢が活躍した。
 那覇国際高校の受賞作「トイレット/シークレット」では、紙のないトイレに入ってしまった男子高校生と隣の個室にいる生徒とのやりとりを描いた。
 監督を務めた2年の玉城(たましろ)秀悟君=那覇市=は「自信と不安でごちゃごちゃだった。受賞の瞬間は思わず叫んでしまった。脚本や演技、編集など部員の努力の結果が出た」と喜んだ。
 同部は創作テレビドラマ部門でも作品「恋愛義務化委員会」で優良賞(4位相当)を受賞した。
 その他の県勢の部門ごとの入賞者・入賞高校は次の通り。
 【朗読】入選(5位相当) 平良実里(八重山3年)【ラジオドキュメント】制作奨励賞 与勝「ンカシ ンカシ その2」宮古「声のたすき、未来へ繋げて」