鉄柵、鉄板めぐりにらみ合い シュワブ第1ゲート


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 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に関し、浮標灯の設置に向けた準備が進む中、キャンプ・シュワブの第1ゲート前では29日午後、沖縄防衛局が設置した開閉式の鉄柵や鉄板をめぐり市民側と警官隊とのもみ合いが続いた。

 市民側は鉄柵の撤去を求めたが沖縄防衛局側が応じないため、自主的に鉄柵を解体するなどの抗議行動を行った。
 鉄板は高さ3センチほどの三角形の突起が並んだ形態で設置されたのはゲート前の歩道部分。市民側は「この上で市民と機動隊がもみ合って倒れたら死人出る」などと主張し、撤去を求めた。市民側はベニヤ板を持ち込み、鉄板を覆おうとしたが、ベニヤ板は警官隊に排除された。
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