11月20日開催予定の日米野球に向け、メジャーリーグ(MLB)関係者4人が29日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇を視察した。
視察ではグラウンドの状態や球場内外の施設を確認し、マウンドの傾斜をメジャー仕様に変更するなどの指示があった。
視察に訪れたのは、海外の試合会場への助言をMLBから委託されるアドバイザーのマレー・クック氏ら。球場を管理する那覇市体協の職員らとともに、球場内外の設備や土の状態などを確認した。
クック氏はマウンドの傾斜が緩いとして高くするよう変更を指示したほか、けが防止のため内外野のフェンスに付けられた緩衝材を拡大するよう指摘した。クック氏は「芝生は非常に美しい」などと話した。